231002雑記

9回2アウト3ボール2ストライクから試合が始まるみたいな仕事の動きがあってバタバタしてる。


  • HIDEO(小島秀夫)が紹介してた「フールナイト」を最新7巻まで読み終える。最新刊の表紙の感じが良かったので1話から読み始めたが、程よく80〜90年代のディストピアSFの雰囲気を出しつつ作品のテーマは現実に即していて、それでいてストーリーはちゃんとハネているという幸運な作品だった。連載開始からヒロインの顔(絵柄)が変わっていて、いやそもそも第一回冒頭で描写してなきゃこの2人が幼なじみとは思わねーよ!?(主人公がガキのままでヒロインがだいぶ大人として先にいってることを表してるにしても年が近いとは気づかねえ)みたいな所も味わい深く読めるのではないでしょうか(何てこというの)。好きなシーンは「俺おめー嫌いだな!」って思ってた前髪ぱっつんの男が子犬みたいな顔するシーンです。

     

    やっぱこうして見ると1巻は購買力が足りないぜ…。

  • SFで読者に親近感を抱かせる方法はひたすら読者が身近に感じられることと似たような体験を作中でさせることなんですけど、「フールナイト」はそれがちゃんとできている。やっぱ「金」なんすわ。これが「トリリオンゲーム」と同じビッグコミックスペリオールに載ってるのも味わい深い。

  • 葬送のフリーレンのアニメの話もしたいんだけど、時間がない。めっちゃよかった以上に何か言うのも野暮な気がするし2クールやるらしいので節々で気になったら言及するようにしよう。